2024.10.28
経営相談
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地域創生支援

伝統と革新の共存を実現 ―豊中市 春日神社のデジタル化支援プロジェクト―
豊中市(宮山町)の春日神社における包括的な経営・デジタル支援を実施し、伝統と革新の調和を実現しました。地域の精神文化の中心として長年親しまれてきた春日神社の価値を、現代のデジタル社会に適応させながら、さらに高めることを目指しています。
寺社仏閣にもDX化や積極的な発信は必要なのか?
現代において、寺社仏閣は参拝者数の減少という課題に直面しています。人口の都市集中や宗教離れが進み厳しい経営状況に直面している中で、地域の寺社仏閣はその存在意義を再定義し、新たな集客方法を模索する必要があります。デジタル化はその一環として、寺社仏閣の魅力を広く伝える手段となります。

・デジタル化による情報発信と効率化
寺社仏閣がホームページやSNSを活用することで、24時間365日情報を発信できるようになります。これにより、参拝時間やアクセス情報、行事予定などを正確に伝えることができ、問い合わせ対応の負担を軽減することが可能です。また、地域外からの訪問者や外国人観光客に対してもアピールできるため、参拝者層の拡大にもつながります。
・新たなコミュニケーションの創出
デジタルツールを活用することで、寺社仏閣は地域や社会との新たなコミュニケーションを創出できます。WEBやSNSを通じて、物理的な距離を超えた「縁」を結ぶことが可能となり、地域外の人々とも積極的に関係を築くことができます。
・経営の持続可能性向上
自社仏閣も”法人”である以上、将来にわたり存続し事業を継続していくための活動は必須と言えます。デジタル化は寺社仏閣の経営基盤を強化する手段の一つです。オンライン予約導入やネット上で販売品の可視化することは、経営の持続可能性を高めることになります。

■DX支援
・決済システムの近代化
Square決済システムを導入し、年始の参拝者増加時における社務所での混雑緩和を実現。現金以外の決済手段を提供することで、参拝者の利便性を大幅に向上させました。特に若い世代や外国人観光客からの評価が高く、参拝者層の拡大にも貢献しています。また、電子決済の導入により、会計処理の効率化と正確性の向上も実現しました。
・御祈祷予約の効率化
Square予約システムを活用し、御祈祷などの申し込み受付を自動化。従来の電話やメールでの対応にかかる労力を削減し、宮司や神職の方々の業務効率化に貢献しました。24時間受付が可能となり、参拝者からも好評を得ています。また、予約状況の可視化により、人員配置の最適化も目指しています。さらに、自動リマインダー機能により、予約のキャンセルや変更も円滑に対応できるようになりました。

■デジタルプレゼンス強化
・WEBサイトのリニューアル
スマートフォン対応を含む最新のWEBサイトを構築。神社の由緒や年中行事、境内案内などの情報を日英両言語で提供し、検索エンジン最適化(SEO)により「春日神社」の検索結果で上位表示を実現しました。撮影したスチール画像や動画を効果的に活用し、神社の魅力を視覚的に伝える工夫も施しています。
・継続的な情報発信
年中行事案内、月替わり御朱印情報、花手水の様子など、定期的なコンテンツ更新により、参拝者との継続的なコミュニケーションを実現しています。季節の移ろいや神社の日々の営みを丁寧に発信することで、オンラインでのコミュニティ形成にも成功しました。特に、地域の方々や遠方の参拝者との双方向のコミュニケーションが活発化し、神社を中心とした新たなコミュニティの形成に寄与しています。

■オリジナルグッズ制作
春日神社の伝統と魅力を現代的に表現したオリジナル手ぬぐいを制作。鹿と龍をモチーフにした2種類のデザインを展開し、祭事での販売を通じて神社の新たな収益源を創出を目指しました。伝統的な意匠をアレンジすることで、幅広い世代に受け入れられる商品となっています。また、商品のための展示用POPも制作し、商品の魅力と神社の物語を効果的に伝える工夫を行いました。

古来からの伝統を引き継ぐ寺社仏閣でもDX化やメディア発信など新たな取り組みは不可欠です。現代社会における存在価値を高め、神社の持続可能な運営をサポートしていきます。
